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創刊号:フレーム

とりあえず、ショボ太はフレーム以外全部取り替えてしまいました。
ショボ太はメンテナンスモードに移行しようと思い、新たな供物を探していたところ、 Chain Reaction Cycles(CRC)こんなものを見つけました。 というか見つけてしまいました。

Brand-X Alloy Frame - 12K Carbon Seat Stay

Brand-Xという台湾のメーカーのロード用フレームです。
メインの素材はアルミでシートステーがカーボン(所謂カーボンバック)、さらにFujiのカーボンフォークもお付けして£174.12(2012/02/24現在で¥22,000弱)。
怪しい。怪しすぎです。

どうしようかな~と迷っていたところ、折しもギリシャの救済策が決定しジワジワと円安に移行しようとしている最中、 追い打ちをかけるようにCRCから「全品3,000円OFF」のクーポンが!
脅威の14連勤明けの妙なハイテンションとも相まって、気づけばポチりまくっておりました。
一連のショボ太いじりで色々な事を学びましたが、こと「安物買いの銭失い」という点に関しては何一つ学んでいなかったみたいです。

という訳で、しばらくの間このフレームをオモチャにしてみようと思います。
毎号付属のパーツを組み立てると世にも怪しい自転車が出来上がるという寸法です。

さて、実際に先ほどのCRCの商品のページを見てみると分かると思いますが、 有効な情報が少ないです。
売る気がないのか、私のようなドMな人柱気質の人間をターゲットにしてるのかわからないですが、 買いたくても恐ろしくて買えません(笑)
「安いから買ってから調べてよ」
ってことなのかもしれないです。
気になってる同志(いるかどうか分かんないですが)のために、付属品の紹介やらサイズ測定やらをしときます。
「ここも測ってよ」などありましたらtwitterあたりでつぶやいてみてください。


今回購入したのは54cmのものです。
名前にある通り、シートステーはカーボンです。フラッシュ焚いてるのでなおさら繊維が目立ちます。12Kというのはざっくり言うとカーボン繊維の編みこみの密度(編みこみ時に束にしている本数)で、1Kとか3Kとか12Kとかあります。
数字が小さいほど密度が高くなります。よく言われるのがシルクのシャツ(1K)か綿のトレーナー(3K)か毛糸のセーター(12K)かって例えです。
12Kは3Kとかに比べると編みこみが粗いことになります。粗いほど柔らかくなるらしいです。
ヘッドとBBシェルは素人目には綺麗に見えました。ネットで調べると当たり外れがあるみたいです。(付属品が付いてなかったりとかヘッド内部が塗装されてたりとか)


Fujiのロゴがついたカーボンフォークです。FC-770という品番がついてました。
コラム径は1-1/8インチ(28.6mm)。
カーボンといってもコラムはアルミです。ただ、個人的には扱いが楽なのでむしろ好ましいです。


これだけです。
左から、BB下のケーブルガイドとその固定用ボルト、シフトケーブルのアジャスタボルトx2、フロントブレーキの取り付けナットです。

部位サイズ
エンド幅フロント100mm/リア130mm
BBシェル幅68mm
フォークコラム28.6mm(1-1/8インチ)
ヘッド上下とも内径42mm(カンパサイズ)
シートチューブ外径31.8mm/内径27.2mm

一般的なロードの部品がそのまま使えそうです(まあ、当たり前)。
1点、このフレーム、ヘッドパーツが付属していません。
写真からインテグラルヘッド系っていうのはわかりましたが、 インテグラルヘッドは種類が色々で困ります。
メーカーのページにもCRCのページにも記述がありませんし、 レビューのコメントも「カンパがハマったよ」っていうのと、 「ケンクリがハマったよ」っていう矛盾する2つしかなく、こればっかりは買って調べるしかなかったです。
ケンクリ付けたって人は大丈夫だったのか...人ごとながら心配です(笑)