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ビンディングペダル取り付け

全然自転車と関係ないですが、今月自動車保険の満期でした。
ちょっと見なおしてみようと思って調べてたら、楽天で一括見積もりしたら1,111ポイント進呈というキャンペーンやってましたので、これ幸いとばかりにエントリー。
で、この前ポイントが振り込まれてたんですが、使用期限がたったの15日間(笑)。
特に必要な物もなかったんですがこのままポイント捨てるのももったいないので、前からやってみたかったビンディングペダルにチャレンジしてみます。
すっかり楽天の策略に引っ掛かってる気がしないでもないですが(笑)

で、購入したのがこちら。

シマノ PD-A530

シマノのPD-A530のブラックです。
シマノのビンディングペダルにはSPDとSPD-SLという2つの方式があります。
SPDは主にMTB用のペダルに、SPD-SLはロード用のペダルに採用されています。PD-A530はSPDです。
SPD-SLの方が効率的だそうですが、自転車に特化しているので対応シューズは非常に歩きにくいそうです。
通勤に使いますので歩けないのは困ります(笑)。SPDは歩けなくはないというレベルだそうなので今回はSPDで。

中身はこんな感じ。


こんな感じで、片面がビンディング、片面がフラットになっており、普通のスニーカーなどでも踏めるようになっています。
スーツで移動する機会があり革靴で踏めないと困りますので。

ペダルの下の黒い金具はクリートというシューズの裏に取り付ける接続用の金具です。
PD-A530にはSM-SH51というクリートが付属しています。

シマノ SM-SH51

SPDにはシングルリリースとマルチリリースという2種類のクリートがあります。
前者はクリートをペダルから外す際に斜め後ろ1方向しか外せないのに対して、後者はどちらに引いても外すことができるというものです。
付属のSM-SH51はシングルリリースのクリートです。
シングルリリースだと慣れてないととっさの際に外せなくて立ちゴケすることがあり、マルチリリースは力の入れようによっては不意に外れてしまうことがあるらしいです。
ヘタレな私は当然のようにマルチリリースで(笑)
というわけでクリートは付属してますが、別途マルチリリースのクリートSM-SH56を入手。

シマノ SM-SH56


形状的な違いがよくわからいですが、マルチリリースの方は「M」の刻印があります。

お次はシューズ。
普通のスニーカーにクリートが取り付けられればよいですが、そんな訳はないので専用のシューズが必要です。
SPD用とか2穴クリート用とかMTB用とかいうシューズが対応しています。
今回選んだのはこちら。

シマノ SH-MT32

シマノのSH-MT32です。
チョイスの理由は、ド派手なデザインのサイクルシューズが多い中、通常の服装に合わせても浮かない無難なデザインであること。そして何と言ってもお値段。
型落ち品ではありますが、お値段なんと£19.99(3,000円弱)。CRCのセールで激安だったので思わずポチりました(笑)
一般的にサイクルシューズのサイズはスニーカーのサイズで決めると大きすぎる(靴の中に余裕があるようだと大きい)そうなので、現物を履いてみたほうが良いそうです。
私はちょうどスポーツデポで後発品が並んでたので履いてサイズを見てCRCで買いました(笑)

それではシューズへのクリートの取り付けです。
シューズの裏にネジ穴がありますのでそこにクリートをボルトで固定します。



クリートの先の細くなっている方を前にして取り付けます。
ネジ穴は前後2つありますが、どちらを使っても良いみたいです。
クリートの取り付け位置は前後左右に調整できます。
拇指球がペダル軸の真上に来るようにするのが基本らしいです。何度か乗ってみて具合のいい位置になるよう調整が必要です。

位置が決まったら水が入らないようにクリートの裏、シューズの中敷きの下にこんなシールを張ります。
しばらく乗って位置を決めたいので、今回は貼ってません。


さて、やっとペダルの出番です。
取り付けの前に、ビンディングの固定力を調整しときます。
固定力を弱くしとくと、とっさの際にも弱い力で簡単に外すことができます。
標準では固定力が最強になっており、ちょっと怖いので、ひとまず慣れるまでは最弱にして徐々に強くする方向で。
固定力は調整用のボルトをアーレンキで回して調整します。


反時計回りに回すと弱くなります。
このボルト、回す際にちょっと引っかかりがあり、無段階ではなく6段階ぐらいで調整します。
横から見ると

最強

最弱

こんな感じです。
わかりづらいですが、ボルトが刺さっている金具が一番上まで上がると最弱、下まで下がると最強です。
最弱の状態で更に回すとボルトが外れて修理行きだそうですので気をつけてください(笑)

ペダルの取付自体は普通のペダルと何らかわりありません。
ペダルレンチで今のペダルを取り外し、新しいペダルを取り付けるだけです。
取り付けよりも現状のペダルの取り外しの方が大変かもしれないです。
で、こちらが完成図。


黒いクランクには黒いペダルがしっくり来るというのを今気づきました(笑)
また、前のペダルは角が尖ってて非常に攻撃力が高く、幾度となくふくらはぎの血を吸わせてきたので、体に優しそうな丸いフォルムも好印象です。

取り付けが終わったので乗ってみました。
最初に壁など寄りかかれるところでキャッチとリリースの練習。
クリートをビンディングに乗せて踏み込むとカチリと音がして固定されます。
固定されている状態でかかとを外にひねると外れます。
固定力を弱くしているためか、固定した際の反動が弱く、キャッチしてないかと思ったらキャッチしてたというのが何回かありました。

ひとしきり練習したところで30分ほど試走。
感想としては「こいつはずっこい」(笑)。時々通勤時に見かけてた超速MTBのお兄ちゃんはこんなに楽をしてたのかと。フラットペダルよりも明らかに楽です。
不安だった立ちゴケですが、固定力最弱+マルチリリースクリートなら、何かしらひねりさえすれば外れるので立ちゴケの可能性は結構低そうです。
どちらかと言うと、慣れた頃に固定したことを忘れたまま降りようとして立ちゴケってパターンはありそう(笑)
あと、アスファルトの上をシューズで歩くとクリートをゴリゴリと消耗品的に削る音がするのが精神衛生上よろしくないです(笑)

  • 教訓:
    • もうちょっと早くやっときゃよかった
  • 使用工具類:
    • アーレンキ
    • ペダルレンチ
    • ちょっとした勇気
  • 交換パーツ:
    • ペダル:シマノ PD-A530(5,318円)
    • マルチリリースクリート:シマノ SM-SH56(1,323円)
    • シューズ:シマノ SH-MT32(£19.99、約3,000円)
  • 費用:0.55シェボー(9,641円)
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シマノ PD-A530 SPDペダル
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