最後に手を入れて2年半、通勤用の座をショボ太ロードに譲り、隠居を決め込んでいたショボ太ですが、
最近は嫁の遠出用として使われております。
で、嫁様からの苦情が、「前変速重すぎ」。
以前、クランクをロード用のFC-3503(soraのトリプル)に交換した際、あわせてFDをロード用のFD-3503(soraのトリプル)に交換したのですが、
レバーがST-M530とMTB用のものであるため引きが異様に重くなってしまってました。私が使う分には問題なかったのですが、
非力(笑)な嫁が使うと、一度インナーに落とすと重すぎて二度とアウターに戻せないため、常にフロントセンターで運用というニントモカントモなことに。
ちょっとかわいそうなので、シフタをMTB用から正規のロード用に変えてやろうと考えてみたんですが、ST-M530はブレーキ・シフタ一体型でフロントのシフタだけを交換などということができません(できますが、左右で操作感が異なるという非常にチグハグな感じになっちゃいます)。
結局のところ、フロントのシフタを交換しようとするとハンドル周りを全交換する羽目になるので、この際10s化しちゃいます。
交換前の状態がこちら。
シフタはST-M530。ブレーキ・シフタ一体型で、ロードのSTIレバーっぽく、ブレーキレバーを上下に倒すことで変速ができるというものです。
あまり評判がよくなかったのか以降のモデルにはこの機構がついたものはなくなっちゃってますが、街乗りでは非常に快適でした。
FDはFD-3503。soraのトリプル用。ST-M530で引くとレバーが折れるんでないかと思うぐらい重いです(笑)
RDはRD-4500。tiagraの9s用。ホイール変えた後以来なので、ショボ太に付けてたパーツでは結構古参のパーツです。
クランクはFC-3503。soraのトリプル。
用意した新パーツ。まずはシフタ。
SL-4703。新Tiagraのフロントトリプルなフラットバーロード用シフタです。
本体、アウターケーブル、アウターケーブルのキャップが同梱されており、インナーケーブルは本体に装着済み。
色はグレー。6800アルテグラに似た色で質感は思いの外高いです。
次、ブレーキレバー。
BL-T610。deoreの2フィンガー。
こちらも本体のほかにインナー・アウターのケーブルとアウターケーブルキャップが同梱。
次、RD。
RD-4700-SS。新Tiagraのショートケージ。
色はグレー。シフタと同じ系統ですが、アルテと違ってちょっとグロスが強いです。
ただ、値段の割に質感は高いです。105より立派に見えるかも(笑)
あとは、スプロケとチェーンですが、スプロケは手持ちのCS-4600の11-25T。チェーンはCN-6701。写真は撮り忘れました。
チェーンは買ってから気付きましたが、トリプルなクランクとの組み合わせは推奨されておらず、MTBと共用のCN-HG95などが推奨のようです。理由は不明です。
FDとクランクはそのまま流用です。
それでは取り付け。
ひとまず、旧レバーを取り外し、ブレーキレバー・シフタを取り付け、スプロケを交換したところでちょっと実験。
新Tiagraの4700シリーズですが、ケーブルの引き量(シフタを操作した時に引かれる/緩むケーブルの長さ)が以前までと変わっているそうです。
以前、新しいRD-4700を古いST-5700で引く実験をしてグダグダになったのを確認したのですが、
念のため、今回は逆に古いRD-4500を新しいSL-4700で引いてみます。
順当にグダグダですね(笑)
真ん中あたりで引き量の誤差が蓄積されてる感じです。
おそらく、引き量が同じST-4700で、旧引き量のRD-5700を引いたりしても同様かと思います。ブラケットの小ささに惹かれてST-4700などに交換される際はご注意ください(笑)
で、出来上がりがこちら。
連休ハイで夜中に喜々として交換していたため写真が少ないです(´・ω・`)
交換してみて、さすがロード用同士、フロント変速が恐ろしく軽くなりました。親指で軽く押し込めばカッチリ変速します。非力(笑)な嫁でも普通に変速できます。
肝心の10s化の効果はよく分かんないみたいです。1s増えたことすら気づいてません(笑)
ただ、RDの引き量は現行の11sコンポと共通らしいですので、うちの自転車の中では唯一11s化レディな状態となりました。
もっとも、いつになるかはわからないですが(笑)