ショボ太に乗り始めて3ヶ月、もうちょっとそれっぽい改造してみたいなと思い、何の問題もないスプロケットを交換してみました。
シェボーのイケてない所といえばいろいろあるんですが、スプロケットもその一つだと思います。
シェボーのデフォルトのスプロケットですが、シマノのMF-TZ07です。

そもそも、曲がりなりにもクロスバイクのスプロケットがボスフリーって時点でアレなんですが、MF-TZシリーズはその中でも最下位グレードで、6s版のMF-TZ06は、街中でよく見かける外装6段のママチャリとかに使われてたりします。
実際問題最下位グレードとはいってもあんまり不都合は感じてないんですが、スプロケットの色がクロム色ってのが萎えるので、付け替えたいなとは思ってました。
いろいろ調べたところ、シマノにMF-HGというグレードのボスフリースプロケットがあるらしく、特にMF-HG50-7という製品は、トップの歯数が11Tとボスフリー搭載のミニベロの高速化で人気があるようです。
が、MF-HGシリーズに限らず、全部にいえるのかもしれないのですが、ボスフリーのスプロケットはことごとく生産終了していて非常に品薄です。特にMF-HG50はオークションで1万円を超える値が付くなど意味がわからない状況になってます。
さすがに1万円出すなら、ホイールごと買い換えた方が何かとよいので、MF-HG50化は一瞬で断念。
いろいろ調査したところHGグレードにMF-HG37という製品があることがわかったのでこちらにターゲットを絞って物色したところ、こちらで発見。
ただ、13Tのものは売り切れており、14Tのものしか残ってませんでした。MF-HG37も生産終了しているため、14T版もいつ売り切れてもおかしくありません。
MF-TZ07も14Tなので、スピード的にはあんまり貢献は期待できないですが、「銀色のスプロケット」を手に入れたと思うことにして購入。1,500円也

歯数の構成もMF-TZ07とまったく同じなのでいろんな心配も不要です。
あと、スプロケットの交換ですが、ちょっとした専用工具がいります。
その名も「ボス抜き工具」

1,000円程度なので一緒に買っておきます。パーツの値段の3分の2ってのは微妙ですが。
さて、アイテムは揃ったので交換です。
まず、サクっと後輪を外します。前輪同様、Vブレーキのワイヤをリリースしておかないとブレーキシューに引っかかって外れません。チェーンがあるので前輪よりは外しづらいです。
外したら、ボス抜きをスプロケットにかぶせます。切り欠きがスプロケット側についてますのでそれにあわせて奥まで差し込みます。

こんな感じです。
かぶせたら、モンキーレンチを引っ掛けて反時計回りに回せばスプロケットが緩みます。

適正組み付けトルクは30Nmと書いてあったんですが、かなり硬かったです。全体重をかけてやらないと外れませんでした。
使っているとだんだん締まってくるのかもしれないです。ある程度緩めればボス抜きを手で回して外せます。


車軸回してみたら、なにやらゴリゴリするような気がします。
ついでにハブをばらしてグリスアップしました。前輪のときと同じようにハブをバラすと、こんなになってました。

サビではないんですがまっ茶色でした。フロントと同じようにグリスアップ&玉当たり調整。ただ、グリスは相変わらず、コレなので、またすぐに開けることになるような気がします。
さて、元に戻ります。
ハブ側にスプロケットを取り付けるためのネジ山がありますので、グリスを薄く塗って新しいスプロケットをねじ込みます。

最初は手でスルスル回ります。ねじれた状態で無理やりはめると壊れます。
手では回らなくなったら、外したときと同じようにボス抜きをはめ、今度は時計回りにモンキーレンチで回して締め付けます。
適正組み付けトルクは30Nmとのことなので、30cmのモンキーレンチなら10kgぐらいの力でよく、決してバカ力は必要ないです。
取り付けたら、ホイールを元に戻します。
リアエンドをアップで。ナット締め前です。

こんな感じになりました。

スプロケットの内側にあったプラ板は外しました。チェーンが内側に外れるのを防いでいるらしいんですが、一番内側にしたことがないんで。
交換して何か変わったかですが、あんまりよくわかりません。ただ、フリーのラチェットのカチカチ音は小さくなったような気がします。
あ、あとスプロケットが銀色になりました。